こんにちは!
教室長の勝政です。
このコラムでは勉強に役立つ豆知識をご紹介していきます。
第1回目は勉強とやる気についてのお話です。
突然ですが、普段からきちんと勉強ができている生徒はどれくらいいるでしょうか。
ベネッセのアンケートによると、中1生、中2生の約半数は1日の勉強時間が30分以下という結果が出ています。
これを多いと捉えるか、少ないと捉えるかは人それぞれですが、大事なのはその30分が身になっているか、ということです。
帰宅後、ゲームやSNSでだらだらと時間を過ごし、寝る直前になって思い出したかのように宿題に取り組む。
これではせっかくの勉強も「こなすだけの作業」になってしまいます。
このような話を生徒にすると、よく「やる気が出ない」とか「追い込まれないとできない」といった答えが返ってきます。
しかし、多くの生徒が勘違いしているのは、「勉強」というとテスト前や受験勉強のような「何時間も机に向かわなければいけないもの」というイメージがついてしまっていることです。
「やる気」は行動の後についてきます。計算問題1問、英単語を1個覚える、そういった小さなハードルからスタートしましょう。
そして、どんな小さなハードルでも、達成できた自分をほめてあげましょう。
始めてみると意外と30分はあっという間に過ぎているものです。もし途中で飽きたら、立ちながら教科書の音読でもしましょう。
似たお話に「掃除」もあります。
一度にすべてを終わらそうとするから、やる気が出ない。途中で飽きてしまう。
そうではなく、まずは自分の部屋だけ、机の周りだけ、といったように簡単にできることから始めましょう。
いかがでしょうか。今まで自主的に取り組めなかった生徒は「勉強」の捉え方を変えてみましょう。
小さなハードルをコツコツとクリアしていけば、必ず受験にも通じる大きな力が身につきます。
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次回は記憶と睡眠についてお話していきます。お楽しみに!
(出典)
https://berd.benesse.jp/berd/center/open/kou/view21/2006/09/06chu_genba_01.html